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いつも通りの帰り道
いつも通りの公園は
退屈であって
それでも安心できる場所でなのだ
このブランコに座って
遊んでる子供達が遊んでいるのをみてる
そんな時間もいいもの

自販機で買った炭酸水が
喉ごし良く気持ちまでもすっきりさせる

黙って子供たちを目で追う
どうやら隠れんぼをしてるようだ
わたしからは
誰が鬼で誰が隠れてるのかわかる
なんだか懐かしい
子供ながらあの隠れてる気持ちは今でも思い出す
見つかった時は本気で悔しかったことも思い出す
想い出すことだらけだ・・・
鬼の男の子が
ずっと私をみてる
私は首を傾げて「何?」と口を動かした
「おいでよー」と手で招く
誰もまだ見つけてないのに・・少しむかつく私、実に大人げない
無かったことのように
ブランコをこいで空を眺める
青い空と太陽の眩しさに目を閉じながら
澄んだ空気を感じながら・・
子供たちの笑ってる声を聞きながら
私の中のもやもやが真っ白になっていく

そっと目を開ける
「ここだよ~!」とあちこちで聞こえてくる
なぜか私は公園の真ん中にいた
360度身体を回す
周りの風景も同じく回ってる
また頭の中が風が通るようにふと感じた

私が乗っていたはずのブランコは勝手に揺れている
前後に誰かが乗ってるように動いてる
でも座る所には私の炭酸水が・・

「どうしてみつけてくれないの~!?」
小さな黒い影がいくつも次から次へと増えていく
声も増えていく
その影は私の手をとり遊具のトンネルに入って行こうとする
私は叫ぶ
大きな声で叫ぶ
声にならない声が出ない

乗っていたブランコを振り返る
なぜか救急車が止まっていた

「かわいそうね・・即死だったみたいよ・・」
若いお母さん達が
話していた・・ブランコの上の炭酸は
やがて花となって供えられていた・・


by haru❀














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